Adeus e Boa sorte

今日は朝から晩までいろいろなことがあった。悪い事から良い事まで。でも一日の最後が最高の時で終われたこの日は、一生忘れないだろう。夜遅くまで頑張っている同僚のCaroliにさり気なく仕事の話や引っ越し先のことを話す。ここから舞台は展開する。-ありがとう、君が去る前にお礼を言わせてもらうよ。君のおかげで今の俺があるよ。-, -私こそあなたがいてくれてよかったわ。あなたとの議論は最高に楽しかったし、私にとってあなたはsuperimportantな人よ-, -冗談でも、そういってもらえるとうれしいな。-, -ほんとよ、だからこれからもコンタクトとってよね。-, -んー、でも君忘れやすいから、おれのこと忘れるんじゃない?-, -う〜、また言う-, -冗談冗談、でも最後の冗談をかましてもいいかな?-, -思ったんだけど、italyに住む時、部屋の飾りがいると思うんだよね。-, -飾り?-, -そう、そこでこんなものはどうかなと思って、ね。-、一瞬静寂が訪れる。-私を泣かせたいのね。綺麗だわ。ほんとに綺麗だわ。必ず部屋に飾るわね。-、ポロポロと彼女の目から涙が溢れる。-ただの冗談だから、マジに受け取っちゃだめだって。でも俺が絵をやるのは、その人が素敵な人に限ってだよ(もらい泣きしそうになるのを堪える。)。-, 次の瞬間、ハグと両頬へのキスが私に与えられた。-私の国ではこうするの。-, -ありがとう、喜んでもらえてほんとにうれしいよ。-, -あ〜、もう、言葉にならないわ。-彼女の目がまた潤んでくる。私も言葉にならない、生まれてはじめて、素直に人の役にたてたというか、人を感動させたのではないだろうか。-ね、いつか2人が一人前になって、一緒に仕事ができたらどんなに素敵だろうね。-, -そうね、だから絶対連絡とってよね。Skアドレス教えるから、向こうにいても連絡は続けられるわよ。大丈夫、ちゃんとあなたを覚えてるから。-, そして彼女は絵を見返したあと、最高の笑顔を私にくれた。