雑感

来年の夏に開催予定のNovel賞受賞者達の会合に参加しないか、とのメールがくる。ただ、CVや上司の推薦状を用意したうえでその会合主宰者が審査して参加できるか否かを決めるのでハードルが高い。今秋から変わった私の雇い主から、これからこんな大層な企画が色々くると思うと、気が重い。来年の冬にはインドでの懇親会開催が決まっている。来年はそれなりの覚悟や自覚が要りそうだ。運良く宝籤に当たった貧乏人のようだ、と笑われそうだ。まあ、平凡な一生の中でそんなジョークのような巡り合わせがあるだけでも感謝しよう。
   仕分け人が科学技術予算を削減、廃止を発表したようだ。仕分け人の肩書きを見る限り、科学に携わっている人は一見みあたらない。ガラス越しに起こる悪夢を何もできないで見ている気がする。正直、この先帰国しても無事だという保証がないことだけは分かる。西欧だけでなく中国やシンガポールのような地域も視野に入れとくかな。まあ、中国や他のアジア諸国にいろんな意味でいずれ抜かれる日がくるんだろう。鎖国していた日本のように平和ぼけなんだろうか今は。