収束へ

今週末から、街を囲む山々は綿をふいたように雪が積もっている。数年前に競争相手であったNさんがC誌にだして、その能力の高さを見せつけてくれる。比べられるのはしかたない。いや、すごいの一言だ。
   動揺するかと思ったが、不思議と焦りのような感情はない。仕事を変え己の分野をつくるのが将来の目標である私にとっては、他人のふんどしでいい仕事をしてもあまり意味がないと考えているせいだろう。将来、この人ならこの分野を立ち上げた人だと認識してもらう、そんな仕事をできれば、ああ幸せだろう。さて、そこまでラストスパートだ。